東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

HA NEWS & TOPICS NO.55 2017/07

代表社員 阿部 勉 
梅雨入り宣言後は雨らしい雨はほとんど降らない日が続いており、今夏の東京地方は水不足が懸念されます。
労働保険の年度更新は皆様方のご協力のお蔭で何とか無事に終了することが出来ました。
この間の、賃金資料の収集、届出用紙への押印、質問に対しての迅速なご返信等、改めて御礼申し上げます。
今月は社会保険の決算に相当する「算定基礎届」の届出月にあたります。
社会保険被保険者(社会保険加入者)の報酬額確認で給与資料の重ねてのご協力をお願い致します。
いつからいつまでの報酬額の資料が必要なのかは個別にご連絡致します。
今年も算定基礎届の届出時の「基礎調査」対象事業所も多くあります。
年金事務所等から連絡がありましたら当方の連絡先等をお伝え下さい。
時間外労働や残業代に新聞各紙で取り上げられており、いやが上でも目につきます。
労働基準監督署立入調査が入る前に、労務管理の自主点検をお勧め致します。
それから、8月10日から8月15日までを事務所夏休みとします。
得喪処理、給与計算等につきましては支障なきように対応致します。

副代表社員 塩川敦
今年5月30日に改正個人情報保護法が施行されました。
これまで、個人情報の取扱い件数が5000件以下の事業所は規制の対象外でしたが、今回の改正ですべての事業所が対象となることとなりました。
また、本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴等、これまでも各分野のガイドラインで機微情報とされていた偏見その他の不利益を生じさせる恐れのある情報については、要配慮情報として他の個人情報よりも強い規制がかかることとなりました。
その内容としては、情報の取得にあたって必ず本人の同意を要すること、また、取得後例外的に認められる本人の同意のない第三者提供(法23条2項 オプトアウト)の適用除外、と言ったものです。
雇用分野においては、特に病歴について、企業は健康診断により従業員の健診結果を取得することになり注意が必要となります。
医療機関によっては、特に法定外の健診結果の企業への提供に本人の同意を必要とするところがあるようです。

伊藤修
今年の関東での梅雨は、空梅雨に終わり、水不足が心配されます。
その他の九州から北海道までの地域では大雨の影響による被害が多く出ています。
この数年、毎年このような記事を書いており、今後の気候変動に大変危惧しています。
さて、今年の労働保険の申告がやっと終わり、現在は社会保険の算定基礎届に取り掛かっておりますが、なかなか日常業務が多く、進んでおりません。
皆様にご迷惑を掛けずにお盆前には終わりたいと思っておりますが、ご理解ご協力お願い致します。

富田博之
皆様、夏と冬。どちらがお好きですか?
私はまごうことなく夏が好きです。
理由は「なんだか心躍るから」です。
夏は海、山、BBQ、花火大会などイベントが沢山あって良いですよね。
ただ私、今年はまだ何一つ夏らしいことをしておりません!!
算定基礎届の時期を乗り越えれば我々の夏が来ます。
まずはしっかり業務をこなしていきたいと思います。

上野孝子 
来月8月は、税理士試験、中小企業診断士などの資格試験が実施されます。
そして8月27日は年1回の社会保険労務士の試験が実施されます。
自分の受験生時代は、8月の猛暑の中で直前の勉強することがとても大変だった覚えがあります。受験生の方には、是非、頑張ってほしいと思います。

森原哲也
社会保険の算定基礎届の時期です。
算定基礎届により、4月5月6月に支払われた報酬を平均して標準報酬月額を決定します。この3ヶ月は、業務多忙な会社が多いと思います。
弊社もこの3ヵ月は業務多忙で残業代が高くなりがちです。
残業が多いと標準報酬月額も高くなり、健康保険料・厚生年金保険料も高くなり、この保険料が1年間続いてしまいます。
保険料が高くなってしまうと悪い印象を持たれる方が多いかもしれませんが、良い部分ももちろんあります。
例えば、将来もらえる老齢年金額に影響したり、障害を負ったときの障害年金額に影響したり、健康保険の傷病手当金等に該当した場合は保険料に基づいた金額が受け取れます。保険料は高くても良い部分もありますので、あまり嫌いにならずにこれからも付き合って行きましょう。

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