例年にも増して、今年の夏は節電協力のこともあり耐えがたい暑さが続きそうである。
労働保険の年度更新も無事に終了することができました。労働保険料の納付は7月10日までとなっておりますので、ご確認の上、最寄りの郵便局、銀行等の窓口で納付書を提出の上、納付をお願い致します。当事務所の分は、7月2日に納付を済ませました。
今月は社会保険の算定基礎届の提出の月で、今年は必要書類を持参の上、窓口提出を求められている事業所がとても多く、提出書類の確認、その内容の点検等で連日業務の対応に追われる日が続いております。また、同時期に協会けんぽの健康保険被扶養者の認定調査の対応も行わなければならず、年金事務所との対応、健康保険組合との日程調整、協会けんぽとの遣り取りと、落ちついて業務に当っていられない位の業務量と格闘しております。今月も労働基準監督署の調査が入っている所があり、こちらの対応も行わなければならず、事務所内部の対応は伊藤職員が中心に、外部との渉外業務は塩川職員が中心に、2人を補助するのが込山職員で、外回り業務は郷原職員と、連日夜遅くまで書類の山との闘いの毎日です。
小さな労使間のトラブルの報告はありますが、訴訟問題に発展する程の事例はあまりありません。私共の業務に関係する法案が国会で議論されていますが、明確になりましたら改めてご報告することに致します。暑さ対策は十分に行って、この夏を乗り切って下さい。
塩川敦
社労士がかかわる行政の調査のうちで一番恐れられているのは、おそらく監督署によるものでしょう。特に残業が多く時間管理の曖昧な事業所では、残業代に直結する問題なので、日ごろの時間管理、賃金管理は注意が必要です。一方で年金事務所の調査はあまり認識されていないようですが、こちらは社会保険料の遡及納付を求められることもあるので甘く見ることはできません。特に勤務時間の長いパート・アルバイトを多数雇用しているが、社会保険には入っていないという事業所は要注意です。年金事務所は、社会保険の算定基礎届の際に担当者を呼び出して、賃金資料や源泉所得税の領収書等を見て社員が適正に社会保険に加入しているかどうかを確認する調査を昨年から実施しています。東京ではあと3年ですべての事業所を調査するとのことです。社会保険についても十分ご留意ください。
伊藤修
梅雨も明けて夏となりました。今年の夏も猛暑となるのでしょうか。今年の夏休みも我家は受験生がおり、バラバラの過ごし方になりそうです。先日、近所の東京競馬場の花火を見て参りました。昨年はほとんど震災にて中止になりましたが、今年は復興を込めて復活して開催されるところが多いようです。まだなかなか実感が湧いてきませんが、花火大会のように景気等生活環境の復活も期待したいところです。さて、労働保険の申告も終わり、社会保険の算定基礎届の提出もほぼ終了を迎えております。皆様にはお忙しい中、賃金台帳など資料を頂きましてありがとうございました。これからはその決定に従い、保険料の変更通知を作成することとなります。そして原則10月からの保険料控除額が変更となりますので御承知おき下さい。それからもう一つ、夏季賞与を支給された事業所様には社会保険の賞与支払届を提出致しますので、まだ当方に御連絡を頂いていないようでしたら必ず一報をお願い致します。それでは皆様も体調に気をつけて元気に夏をお過ごし下さい。