今年の梅雨は典型的な梅雨型で、日照不足が気になるところです。
労働保険の年度更新の作業結果についてご報告させていただきます。
集計作業の効率と集計結果の精度を高める観点から、月次の売上額の2分の1以上の費用をかけて新しいソフトウェアの導入等を図ったところであり、前月26日には、ほぼ作業を終えることができました。この間皆様方には賃金資料の提供や確認事項による照会に対し快く対応していただき、改めてお礼申し上げます。第1期分の納付は7月10日となっておりますので、まだ納付がお済みでない所はお早目の納付をお願いいたします。
社会保険の算定基礎届もすでに受付は始まっている所ですが、他の依頼業務の案件との調整を図りながら作業を進めておりますので、目途が付くまでは少し時間がかかると思います。算定基礎届とは4月から6月中に支払われた報酬額を基本にして、9月以降の社会保険料を決定する届出のことを言いますが、この間の昇給の有無、実費弁償的なものが支払われていないかどうかを同時に点検します。年度更新に引き続き届出用紙への押印、給与資料のご準備等ご協力お願いいたします。
ねんきん特別便やねんきん定期便等で年金の加入履歴を目にする機会が多くなりましたが、これらの記録を求人応募者に提出を求めることの是非について一言だけ言及しておきます。結論としては否です。求人の面接試験に際しては履歴書や職務経歴書で適否を判断していただき、年金の加入履歴までは求めないで下さい。
うっ陶しい天候が続いていますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
塩川敦
先日近所の仕立て屋さんにスーツをリフォームに出しました。もう10年以上も経っており、流行遅れの感もあって最近は着る機会が減っていたのですが、処分するには気が引けて、量販店で買うより安価で済むのなら、とリフォームを試してみた次第です。スーツは既製品のたいしたものではなかったのですが、仕上がりは「職人技」を思わせるものでした。仕立て屋さんのご主人に話しを聞くと、最近はスーツを仕立てる人はめっきり減り、リフォームの方が注文が増えているとのことでした。また、まだ自動車も一般的でないような昔は、今とは衣服へのお金のかけ方も違った、ということを話されていました。確かに今は他に使い道が多すぎて、衣服にかけるお金の割合も30年前に比べれば減っているのだろうと想像できます。「工業化の進展」は教科書的な知識としては分かっていても、逆にこんなにも身近に失われつつある技術があることを改めて知り、寂しい気もしました。
伊藤修
日程の変わった今年の労働保険の年度更新も皆様の御協力をいただき、ほぼ終わり、現在は社会保険の算定基礎届の作成に取り掛かっております。今年よりこれらに関して既製のソフトを利用して、手作業から印字出力作業へと試みております。これは事業所の従業員皆様の給与変更や個人情報の変更により社会保険上での対応にすばやく対処するために取り入れてみました。今後どのように活用できるかは未知数ですが、皆様方とのコミュニケーションがより深くなればと思い、今まではその都度まとめていただいておりました賃金資料なども毎月いただければありがたいと思っております。もう既に資料を毎月いただいております事業所様でもまだまだ行き届かないところが多いのですが、少しでも空いた時間に内容を分析してよりお役に立てる情報をお送りできればと考えています。
さて、今週末より子供たちは夏休みに入りますが、皆様方はいかがお過ごしになりますか。今年も我が家には受験生がおりますので予定が立たない夏休みとなりそうです。ただ、どうにか最近行っていない山登りに行きリフレッシュ出来ればと思っています。