東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

ABE NEWS & TOPICS NO.149 2009/12

温暖化の影響なのか、例年になく暖かな師走。
この1年の皆様方のご支援に対し改めて御礼申し上げます。

この1年もさまざまな相談がありましたが、皆様方に対し納得のいくような解答ができたのか自問しております。政権政党が交替して様々な施策が打ち出されておりますが、株価は低迷のまま、有効求人倍率は5割に達しないなど景気が低迷しております。

気になることに最低賃金額を大幅に引き上げて、全国一律に時間単価で1,000円(今年10月以降の東京都の最低賃金は791円)程度に改定しようという意見が与党の一部から出ていますが、現在でも製造拠点を海外に移行している企業が多くある中で、実現されればますます雇用の空洞化現象がおきかねません。政策決定を担う人達には、企業はコストをいかに低く抑えて事業を維持しているのか、分かっていないのではと思いたくなります。賃金を低く抑えればよいということを言いたいのではなく、高く支払っても対価が相当であるならば、高額で対価を支払うべきで、反対にそうでない場合には企業側に裁量を任せてもよいのでは。企業の活力の回復なくして雇用の改善は見込めないわけで、企業が勢いづくような政策を期待したいものです。

この1年本当にお世話になりました。来年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
年末年始の業務日程としては12月28日が年内の最終業務で、来年は例年通り1月5日(火)より通常の業務を行ないます。

暖冬とはいえ朝晩など冷え込んできました。お体にはくれぐれもお気をつけ下さい。それではよいお年をお迎え下さい。

塩川敦

12月ですので、今回は私が気に入っている第九のCD を2枚ご紹介します。1枚は1989年12月25日レナード・バーンスタイン指揮でベルリンで演奏されたものです。ベルリンの壁が崩壊し、歴史の大きな転換点であるこの年の、歴史的演奏を追体験できる貴重な1枚です。もう1枚は1951年フルトヴェングラーのいわゆるバイロイトの第九で、第九の名盤として有名な1枚です。戦時中のナチ協力を疑われたフルトヴェングラーが、戦後の完全復活を印象付けたのがこの51年のバイロイト音楽祭でした。その演奏は熱を帯び、4楽章の最後の30秒などは人間業と思えない熱狂です。この曲の4楽章で歌われる「歓喜の歌」には「時が強く引き離したものを、あなたの魔力が再び結びつける」とありますが、これらはまさにこの詩を体現したような場面での演奏の記録であり、CDでありながら、「聞く」と言うよりも「体験する」と言える2枚です。

今年も1年ありがとうございました。

伊藤修

今年も残りあとわずかとなりました。皆様も師走の忙しい日々を送られていらっしゃると思われます。

今年は年明けより派遣・期間雇用の労働問題に始まり、雇用保険法等の改正や企業への助成金の拡大等大きな波があった1年でした。また、落ち着いたとはいえ、年金問題がまだ残っている社会保険庁。こちらは来月「日本年金機構」に変わります。現在は変更への途中で諸届出手続きに時間が掛かっているようですが、今までよりサービス等良くなってくれることを望みます。そして、今はインフルエンザ!何が起こるかわからない時代です。したがって、来年も臨機応変に対応できるよう態勢を整えていきたいと思います。

今年1年本当にありがとうございました。
また、来年も、ご期待にお応えできるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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