例年になく気温の低い三箇日でした。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い致します。
昨年後半より有効求人倍率も徐々に上昇に転じ、11月には0.99に達するなど景気の上昇が数字の上からも顕著になってきました。ただ、景気動向がどのような状況になっても、時代に対応できる人材を擁しているかどうかが事業の盛衰の鍵になります。会社にとって「鍵」になるような人材の育成に何らかの形でお役に立てるような仕事をしたいという思いで、この一年精一杯所員共々頑張る覚悟でございます。
今年も関連する法令の改正等が予定されており、改正の中身が確定しましたら、その都度わかり易い内容にして、皆様にご報告することに致します。
私が注目しているのは、労働時間制の適用を除外する制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)が、今年は注目されるのではと予測しております。これは、ホワイトカラーに限定したもので、従来の「他律的な労働」から「自律的な労働」への仕事の質を転換するもので、時間外労働に対しても割増賃金の支払義務が生じない等といった、従来の仕事の評価(量)ではなく、仕事の成果(質)を今まで以上に求めることを言います。ただ、適用次第では長時間労働を強いることにもなりかねない所から、実施までにはかなりの曲折が予想されます。
職員の近況ですが、5日より新たな職員として
塩川敦 君を迎え、今月からは4人体制で皆様方からのご依頼に対応することになりました。塩川君は有資格者で、異業種からの転職です。笹島職員は今月中旬より週3日勤務の変則的な勤務形態になります。今まで働きづめで、少し体を休めたいということと、他の分野の勉強をしたいということで、皆様方のご理解をお願いします。山本職員は、昨年の年末調整作業を乗り切るなど充実した日々を送っております。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。