早いもので今年の下半期の始まりです。

この時期になりますと人事担当者は賞与の決定で頭を痛める頃かと思います。

女子競泳のオリンピック出場権をめぐって選考に漏れた選手が、選考過程が不明瞭として仲裁機関に異議を申し出た事が報道されていましたが、これは人事考課の際よく言われるハロー効果が端的に現れた例です。
日頃の言動が反抗的であったことから、選手の技能とは別な次元でその人の評価が決定されてしまう。なぜ選考に漏れたのかの具体的な説明がない。これでは選手は育たない。

企業の場合でも、何故降格したのか、降格した理由は何なのか、それを従業員に説明（フィードバック）できないようでは、事業の発展はない。公務員の不祥事でも第三者機関のチェックが入らなければ、事態は改善しないでしょう。
企業の人事考課等にも私共を大いに活用して欲しいと思う限りです。

今月中旬頃より算定基礎届の給与の聴き取りの件で、個別に皆様方のところへお伺いする予定をしております。