東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

HA NEWS & TOPICS NO.5 2013/5

立夏も過ぎ暦の上では夏だというものの、今年は例年より気温が低い日が続いており農作物等への影響が懸念されます。GW中は天候にも恵まれ有意義に過ごされた方が多かったのでは。
自然災害、従業員の急な病欠、税務調査や会計検査院の会計検査、労基署の予告なしの臨検、予期せぬことへの対策は大丈夫ですか。日頃の備えが会社を救うことになります。
首都直下型地震対策として当事務所でもGW前に全員で什器類の落下ストッパーの取付け作業を行い、万全とは言わないまでもかなりの揺れには耐えられるように補強しました。今後はデータ管理の在り方等を含め今後も順次震災を想定した上での対応を行って行くことにします。4月入社の新入社員も1カ月経過しようやく職場にも馴れた頃かと思いますが、先輩社員の助言や仕事ぶりを見て一人前に育って行くものです。新入社員を孤立化させない対策を講じていますか。今月下旬から労働保険の年度更新や社会保険の算定基礎届の準備等で、給与資料の送付依頼や届出用紙への押印等、お願い事が多くなると思いますが、ご協力の程よろしくお願い致します。

副代表社員 塩川敦
先日、労働政策研究・研究機構(JILPT)の研究員濱口桂一郎氏の講演に行ってまいりました。内容は個別労働紛争、つまり、労働組合ではなく個人対会社で紛争となったケースについて、労働局のあっせんの実態レポートです。労働局のあっせんとは裁判外の紛争解決制度で、裁判のように拘束力はありませんが、手続きが手軽であることから最近利用件数が増加しています。その中身は、労働法の教科書にあるような判例とは異なる論理での解決が図られているケースが多く、解決金額も労働審判が50万円以上100万円未満という分布が最も多いのに対し、あっせんは10万円以上20万円未満という分布が多くなっており、かなり低額になっているとのことです。このように、あっせんは法律論だけではない解決の方法を提供してくれている面があり、特に中小企業は、もし申請された場合には参加を検討すべきだと思います。また先日新聞で、解雇の金銭解決制度について、解決金額が裁判例を参考に検討されていることから、あっせん等裁判外での解決金の相場が上昇する可能性もあり、中小企業にとっては懸念される制度との指摘がありましたが、そういった面にも注意すべきでしょう。

伊藤修
5月に入り、暖かい日が多くなって参りました。G/Wは震災を受けた家内の実家の釜石に久しぶりに帰って参りました。幸い実家は家族・建物等は大丈夫だったのですが、近所の方々はまだ仮設住宅での生活を余儀なくされております。また、前回訪問時にあった瓦礫はほぼ無くなりましたが、ほとんどが更地のままで、復興にはまだまだ程遠いという印象でした。本当に早い復興をお願いしたいです。さて、現在、集計作業を行っておりますが、今月末に労働保険の申告書が皆様のお手元に届くと思います。届きましたら代表者印を押印して頂き、当事務所までお送り下さい。どうぞよろしくお願い致します。

富田博之
外は随分と暑くなり、役所等でもクールビズが目立ち始めました。弊社でもドアを解放するなどして暑さ対策を実行しております。これから夏にかけて繁忙期に突入してまいりますが、日々の勉強をおろそかにせず、先輩方からのご指導をいただきながら日々精進していきたいと思っております。

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