三箇日は晴天に恵まれ有意義なお正月を過ごされた方が多かったのではないでしょうか。
昨年は依頼案件を処理するのに手一杯で、業務全体を見通した作業の見直しや職員の業務の適正な割り振りなどが充分できなかった点が反省点として挙げられます。
ただ、お陰さまで年始早々より多くのご依頼があり、充実した日を送っております。
今年は「派遣法」の改正、「有期雇用契約」に関する方法の見直し等が予定されていますが、労働者を守るための改正という趣旨で改正作業が行なわれているのですが、企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあり、労働時間だけに目を向けた改正が強行されるようなことがあれば、日本の全体の経済基盤が弱体化することも予想され、先進国中日本だけが置いてきぼりを食いかねない。
社会保障の制度設計も雇用関係が多様化している現状にあわせ、年金加入期間が1カ月または1年以上加入すれば年金受給に結び付けるように見直しが必要なのでは。
事務所開業27年目を迎え今年の干支「兎」に因み、ジャンプジャンプといきたいところですが、大ジャンプは無理でも、小ジャンプくらいは所員力を合わせれば達成したいと考えております。
目標を達成するには皆様方のご支援が不可欠です。旧年中にも増してご支援を賜りますようお願い申し上げます。
塩川はコンサル業務を中心に、伊藤は適用・給付関係業務を中心に、込山はサポート業務を中心に、郷原は役所回りにと、お客様のため、今年も所員一同頑張ります。連日、厳しい寒さが続いております。お身体にはくれぐれもご注意ください。
塩川敦
お客様に教えられた本を先日読み終えました。リカルド・セムラー『セムラーイズム 全員参加の経営革命』(SB文庫)という本で、世界で100万部のベストセラーだそうです。
著者は、社員参加型の経営により父親から受け継いだ小規模なメーカーをブラジルを代表する優良企業にまで育て上げた経営者です。著者は、資本主義はもちろん社会主義からも、また日本の経営からも様々な手法を学んでいます。そうした学習から同心円状の組織形態や、社員によるサラリー自主決定制度などを導入し、「誰もが朝起きると早く職場に行きたくなるような会社」を実現しています。
日本とブラジルの文化や歴史の違いのせいか、違和感を覚えるところもありますが、新しいアイデアが成功していく過程は読んでいて爽快感がありました。そのアイデアも、一見奇抜なように見えても、それが生まれる思考過程には特別なものはないように思えます。
小さくても論理的な思考を一つ一つ積み上げられれば、大きな結果が得られるということでしょうか。同心円状の組織形態などの手法はもちろんですが、その思考法には学ぶべきものが多い1冊でした。
伊藤修
新年を迎え、寒い日が続いております。昨夏における猛暑の反動が来ているようです。これによりインフルエンザも流行り始めており、皆様もくれぐれも体調にはお気を付けくださいませ。
さて、新年の業務開始以来、多くの御依頼を頂いており、誠に有り難く思っており、今年も正確とスピーディーをモットーに仕事をして参りたいと考えております。
なお、皆様方にも入退社等に関する件につきましては早目に御連絡をお願いいたします。
遅くなり、遡っての手続となりますと余分な資料が必要となり、お手間をお掛けすることとなります。
今年もまた、1年いろいろと御面倒をお掛けすることが多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。