東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

ABE NEWS & TOPICS NO.160 2010/11

11月の新聞紙面には毎年褒章に関する記事が掲載されますが、政治家、公務員、学者等が常連で、企業の経営者では大企業の経営者がほとんどで、日本の企業の大半を占める中小企業はごく少数なのはなぜなのか。「景気」は雇用が確保されてこそ「対策」が生きてくるわけで、その最前線で踏ん張っている企業の経営者がもう少し評価されてもよいのでは。自らリスクをとり、敢然と事業展開をしている人をもう少し支援する環境が整備されてもよいのではとこの時期になると思いを強くします。

給与計算受託事業所のご担当者様宛に年末調整に必要な帳票類を送付しておきましたので、ご確認をお願いします。今年1月以降の途中入社の人で前職勤務のある人は前職で発行してもらった源泉徴収票が必要ですので、従業員の方々には早めにご連絡していただけませんでしょうか。今回送付しました帳票類と一緒に回収用の返信用封筒を同封しておきましたので、帳票類がそろいましたらご返送の手配をお願いいたします。今月20日ころまでに送付していただければ大変助かります。

厚生労働省が取り組んでいるものの中に、賃金支払いに関する不正(いわゆるサービス残業問題)があります。平成21年度分の是正結果によれば、116億円の支払い命令が出され、1企業での最高額は12億円超というところもあります。業種は飲食業です。改正労働者派遣法案に盛り込まれている製造業への原則禁止に対し、派遣労働者の側からも反対の声が上がっています。法案の審議には慎重な対応をお願いしたいものです。10月から勤務している郷原職員は外回りに精を出しております。時折真冬のような寒さの日もありますが、風邪などにはくれぐれもお気を付け下さい。

塩川敦

現在、労使紛争を裁判外で解決するための制度で代理ができるようになるための研修を受講しています。社労士は労働相談では主に労働基準法に沿ってお話をさせていただくのですが、実際の紛争で代理をするとなるとこの法律だけでは足りず、民法その他の法律知識が必要になってきます。最近の法律の傾向は、わずかながらも単に労働者を保護するだけでなく、労働者の自律性を前提に労働者にも責任を負わせる方向性が出てきているように思えます。久々にテキストを開いて授業を受けたり、ゼミ形式の研修で討論したりしていますが、なかなか頭に入ってきません。ただ聴いているだけの授業など、学生のころと変わらずやっぱり眠ったりしています。それでも多少は知識が増えたようにも思いますので、これからまた皆様の相談等に活かしていきたく思います。

伊藤修

猛暑の夏を過ぎて今年の秋以降の天候はどうなることやらと思っていたところ、秋はあっという間に過ぎ、冬の到来となりました。そして、早くも街中は年末の装いを纏い始めました。皆様はどう感じられていらっしゃいますか。さて、先日社労士会の支部主催のボーリング大会に参加いたしました。もう、何年も投球したことがなく、思ったようにボールは転がらず、日頃の運動不足を痛感して帰って参りました。ただ、同業の方たちとの有意義な会話ができたことで、今後の活動に活かせればと思っております。来月はもう12月、季節も変わってインフルエンザ等で体調を崩しやすくなります。なおかつ、忘年会等でアルコールが入りますので、皆様くれぐれもお気を付けくださいませ。(私自身に戒めのつもりで・・・)

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