東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

ABE NEWS & TOPICS NO.140 2009/3

今年の冬は暖冬で平均気温も全国的に高かったようで、全面結氷した湖上でわかさぎ釣りを期待していた人達には残念な結果に。

高齢化社会に伴い、身体の自由が制限される、いわゆる要介護者(介護を必要とする人)が増え、介護費用に当てる保険料の捻出も必然的に増えることになります。この3月より全国健康保険協会(協会けんぽ)加入の被保険者の介護保険料率が0.06%引き上げられました。皆様方への保険料改定のお知らせは従来ですと一人別の保険料のお知らせで周知しておりましたが、給与計算をパソコンを利用して行なっている事業所がほとんどとなった昨今の状況を踏まえ、今回からは保険料率変更のお知らせを先行し、それで不明な点がある場合は個別に対応するという方式に変更することに致します。ただし、算定基礎届、月額変更届、資格取得時の保険料の通知方法については、従来通り一人別保険料をお知らせいたします。労働保険料の年度更新の時期が近づいてきましたので、3月分の給与計算が終了しましたら、お手数ですが昨年4月分から今年3月分までの給与資料のコピーを先に当事務所までご郵送等で対応していただけませんでしょうか。保険料申告書は5月下旬から順次各労働局から事業所宛に送付されます。

季節の変わり目は天候も変わりやすく体調を崩しやすくなります。お身体にはくれぐれもお気をつけ下さい。

塩川敦

先日、佐伯祐三や藤田嗣治の絵を見てきました。

佐伯祐三は30歳でフランスに客死していますが、残された絵はどれも見る者に強い印象を与えます。佐伯が影響を受けたといわれるブラマンクやユトリロの絵も今回展示されていましたが、佐伯の作品に比べると意外におとなしく見えました。

藤田嗣治は佐伯より10年ほど若く、やはりフランスに渡って多くの作品を残しています、戦時中に日本で戦争画を描いたために戦後批判され、再び渡仏すると帰ってくることはありませんでした。藤田の絵は人物の肌の色に特徴があり、その白さはなんともいえない質感を持った官能的なものです。戦争画も、知らずに見ると戦意高揚という政治的意図を含んだ絵とはとても思えず、グロテスクなまでに戦闘の悲惨さを描き出しているように見えます。今回は晩年の子供の絵が出ていましたが、その人生からは想像できないようなかわいらしいものばかりでした。

この2人の絵をまとめて同時に見られたのは良い経験でした。

最近暗いニュースばかりですがたまには美術館もいいものです。

伊藤修

気候が周期的に変わり、冬の終わりを告げ、春の到来を感じさせるこの頃となって参りました。ただ、社会情勢は相変わらずに冬の状況から脱せずにおり、今後より厳冬の時代に進もうとしているかのようです。雇用問題においては、話題の「派遣切り」は製造部門が主であったのですが、物流や事務系にも影響し、期間雇用者だけでなく、正社員のリストラまで始まってきております。

私事ですが、今年高校受験を子供が致しましたが、都立高校の受験倍率が数年ぶりに上がったそうです。やはり、「授業料が安い公立高校へ」とどの親も考えているのだろうと思います。また、コンビニの300円前後のお弁当が売れていると聞いております。「少しでも節約を」と誰もが当たり前のように思う時代になり、私も当分、隣のはなまるうどんにお世話になることになりそうです。早い景気の回復を!

込山直美

2月2日より阿部事務所でお世話になっております。このような仕事は全く経験がなくまだ何も皆様のお役に立つことはできませんが、少しずつ経験と勉強積み重ねて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

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