東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

ABE NEWS & TOPICS NO.125 2007/12

月日の経つのははやいもので今年も残り1カ月を切りました。この1年間皆様方には大変にお世話になり、改めてお礼を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

この1年間を振り返りますと、今年は相談業務が例年になく多く、関係機関への問い合わせ、資料作成、電話の対応と忙しい日が続きました。相談の内容は労務関係を筆頭に、労災、年金相談、税務相談、医療費についての問い合わせ、賃金コンサルと実に多様な相談で、回答する側も短時間ですむ者と解決までにかなり時間を要したものとありました。使用者の利益を第一に考え、また労働者側の立場も考慮したりと貴重な経験をすることができました。
来年も職員共々皆様方の利益を第一に、という心意気で頑張る所存でおります。新年は1月7日より通常通りの業務を開始します。

風邪などにはくれぐれもお気をつけ、良いお年をお迎えください。

山本公仁

坂本龍馬のお墓参りに行きました。坂本龍馬の有名な逸話として、旧友が龍馬と再会したとき、龍馬は短めの刀を差していたので、そのことを指摘した所「実戦では短い刀の方が取り回しがよい」と言い、納得した旧友は短い刀を差した。次に再会した時、旧友がその刀を見せた所、龍馬は拳銃を出し「銃の前には刀なんて役にたたない」と言い、納得した旧友は早速拳銃を買い求めた。三度再会した時、旧友が拳銃を見せた所、龍馬は万国公法(国際法)を取り出し「これからは世界を知らなければならない」と言った。もはや旧友はついていけなかったといいます。「肝胆もとより雄大、奇機おのずから湧出し、飛潜だれか識るにあらん、ひとえに龍名に恥じず」また「龍馬の度量や到底測るべからず」と評されただけあり、時代の風を読み、それを実行する力が桁外れなのでしょう。英雄に少しでもならいたいものです。では、本年も有難う御座いました。

塩川敦

本年も一年間有難うございました。

今回は、従業員の「退職」の内、「定年退職」を取り上げます。定年は法律上の定義はありませんが、雇用契約の期間を定めるものではなく期間を定めない雇用契約の最終期限を定めたものと解されています。また、定年制を設けるか否かも法律上には定めがありません。ただし、定年制を定める場合には60歳未満の定年は定めることができず、また、昨年4月の法改正により、60歳定年としている事業所では
①定年の引上げ(H25までに65歳定年へ段階的引上げ)、
②継続雇用制度の導入
③定年の定めの廃止
のいずれかの措置をとることが求められています。

伊藤修

私が入所して、春の労働保険料の年度更新から始まり、社会保険の賞与支払届・算定基礎届の提出と夏になり、その後、日常の手続き作業が毎日続き、あっという間に冬。まだまだ勉強不足で皆様にお答えできず、申し訳ありません。来年は少しずつお役に立てるよう知識を蓄えたいと思っております。先月、駅で階段から転んでしまい、初めて自分自身労災手続きを体験致しました。先日、労災隠しの事件が報道されておりましたが、有難い制度だと思います。気は若いつもりでも体力は確実に劣ってきていると実感し、何事も注意を払わなければとつくづく思いました。

来年は皆様方にも良い年でありますようお祈り致します。
本年は本当にありがとうございました。

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