東京 中野区 社会保険労務士/
社会保険労務士法人ヒューマン・アセット

ABE NEWS & TOPICS NO.96 2005/7

今年も半年が過ぎ、改めて月日の経つ早さを実感させられます。

7月は社会保険の算定基礎届の届出時期で、当事務所にとっては繁忙期の一つに当ります。
算定基礎届は9月からの向う1年間に亘っての健康保険料、厚生年金保険料等を決定する大事な届出です。そもそも算定基礎届とは、社会保険に加入している人の標準報酬額を決定する作業のことを言います。社会保険料を誤って計算してしまった場合の対処ですが、単なる計算間違いの場合は正しい方法で再計算をし、差額を本人に返すのか、それとも本人から追徴するのかの方法で対応することになります。

問題になるのが、届出をした「標準報酬月額」そのものが誤った金額で届出をしてしまった場合で、この場合は、給与計算の正誤を正すといったレベルの問題ではありません。どの時期から、誤ったのかを見定めたうえ、本来の正しい標準報酬月額で届け直す必要があります。

皆様方からのご質問の中に、源泉所得税の過不足の再計算(年末調整)と社会保険料が誤った場合の対処の仕方を混同して理解している方を見受けますが、社会保険料の場合、標準報酬月額に誤りがある場合は、正しい標準報酬月額を届け直すということで、保険料の過払いや差額徴収ということで是正します。

職員の近況ですが、笹島職員は、算定基礎届の大規模事業所の分を担当してもらい、給与の集計や届出用紙への転記作業に当っており、山本職員は、健保組合加入事業所を中心に集計作業等に忙しい毎日を過ごしております。

この時期、食物の日持ちが悪くなります。食中毒等にはくれぐれもお気をつけ下さい。

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