労働保険の年度更新も前月末までにはほぼ終了することができました。これも賃金資料の提出等、皆様方のご協力があってこそと改めてお礼申し上げます。尚、労働保険料納付書の発送は整理がつき次第、順次行います。

今年３月に実施されましたＤＣプランナー２級の認定試験に何とか合格することができましたので、ここで「確定拠出年金」について一言触れておきます。
従来型の退職金や企業年金は勤続年数に応じて一定額の退職給付を約束する確定給付型の退職金制度で、これに対し確定拠出年金は原則として拠出金は企業で負担するものの、拠出金の運用主体は従業員個々にあり、運用実績によって将来受け取る金額に差が出るというもので、現在この確定拠出金を導入している所は比較的規模の大きな企業です。運用実績に損失が生じても企業は負担する必要はありませんので、導入する企業にとっては利点があります。確定拠出年金の下地になっているのが、米国で普及している「４０１Ｋ」というもので、これに日本の雇用慣行等を加味して、日本型の制度に仕上げているものです。

職員の近況ですが、笹島職員は年度更新に関しては大規模事業所の賃金集計や資料の整理等に連日夜遅くまで従事し、大原職員は保険料の申告書の入力・出力を一人で手掛け、日曜出勤までして何とか予定通りの業務を消化することができました。

５月は季節の変わり目に当たり、とかく体調を崩しやすくなります。くれぐれもお気をつけ下さい。