水温む既季節となり、いよいよ本格的な春の到来です。動物も植物も生命あるもの全ての息吹が感じられるのがこの時期で、目覚めを意識する季節です。

今月の基本レクチャーは「労働条件」についてです。
労働条件についでは労使が対等の立場で労働についての債権、債務を明確にするためのものですから文書にてそれらの内容を確認するようにして下さい。法律では賃金に関する部分については必ず文書に明記するようになっています。（労基法15条）。労働条件は通常は雇入通知書、又は雇用契約書のいずれかの方法で明示するのが通例ですが、この明示方法が曖昧だったりすると必ず後になってゴタゴタが発生します。何事も基本が肝心ですので、文書にて会社が為すべきこと、労働者が為さなければならないことを明示することがよいでしょう。

今月は労働保険の年度更新を控え、賃金資料の回収でお伺いする予定でおります。ここでお願いですが、平成14年4月から直近までの賃金資料を事前にコピーしておいていただければ大変ありがたいのですが。お願い致します。

一昨年あたりから依頼件数が多く、その影響で笹島、大原両職員もオーバーワークの傾向が続いております。人手の増員も考えておりますが、簡単には行かないのが実状です。

社会保険関係の新制度の概要につきましては、今月下旬発送を予定しております。